キーリング問題解決編

【Linux】パスワード変更後に「キーリングのロック解除」が出る原因と解決策
Linux MintやUbuntuでパスワードを変更した後、Google ChromeやMicrosoft Edgeを起動すると**「ログイン・キーリングのロック解除」**というウィンドウが表示されることはありませんか?
「新しいパスワードを入力しても受け付けられない」「キャンセルしても何度も出てくる」と、困っている方も多いはずです。
今回は、この煩わしい認証ウィンドウの正体と、数分で解決できる初期化手順を解説します。
1. なぜ「新しいパスワード」が通らないのか?
この現象の正体は、Linuxのセキュリティ管理システム(GNOME Keyring)によるものです。
- 原因: パスワードを強制リセットした場合、PCにログインする鍵は新しくなりますが、ブラウザなどの情報を守る「金庫(キーリング)」の鍵が古いパスワードのまま残ってしまうためです。
- 結果: 新しいパスワードを入力しても「金庫の鍵」と一致せず、エラーになってしまいます。
2. 解決策:古いキーリングを初期化する
古い金庫を一度削除して、現在のログインパスワードで作り直すのが最も確実な解決方法です。
手順
- アプリを起動 メニュー(スタートボタン)の検索窓に「パスワード」と入力し、**「パスワードと鍵 (Passwords and Keys)」**アプリを開きます。
- 「ログイン」キーリングを探す 左側のサイドバーにある「パスワード」セクションの中に、「ログイン」(または Login)という名前の項目があります。
- 削除を実行 「ログイン」を右クリックして**「削除」**を選択します。確認画面が出たら「内容を失うことを承知した上で削除する」旨のチェックを入れ、実行します。
- アプリ(Chromeなど)を再起動 Google Chromeを立ち上げ直すと、再度「新しいキーリングのパスワード」を求められます。ここで現在のログインパスワードを入力すれば、今後は自動でロック解除されるようになります。
3. 注意点:削除するとどうなる?
この操作で削除されるのは、**「そのPCに保存されていた」**ブラウザの自動入力パスワードやWi-Fiのパスワードなどです。
- Google Chromeを使っている場合: Googleアカウントで同期していれば、再度ログインするだけでデータは復元されるので安心してください。
- Wi-Fi設定: 再度パスワードの入力を求められる場合があります。
4. まとめ
- 「パスワードと鍵」アプリを開く
- 古い「ログイン」キーリングを消す
- 今のパスワードで作り直す
この3ステップで、煩わしい認証ウィンドウからはおさらばできます!







